パブロフの犬
〈怒られる→嫌な思いする→怒られないようにする
→褒められる。→充足感〉
これの繰り返し?
これは、パブロフの犬と似ている。
〈音鳴らす。同時にエサあげる。→ヨダレが出る→エサ食べる→満足〉
これを刷り込み、覚えさせると、
〈音鳴る→ヨダレが出る(エサなしでも)〉
となる。
条件反射という。
そういうクセともいえる。
旧来の親や学校は、これに似たことをしている。
冒頭の、マイナスの感情を利活用した強制力である。
目的?
さあ?
大量生産のために、従順な労働者を、規格統一的に大量教育するためだったんじゃないの?
それは、ある程度、有効だったんじゃないの?
今現在からは、生産経済もあるけど、個性的なサービスに深い価値がある。
それを編み出すのは、規格統一的な大量の労働者ではない。
また、その労働者の環境も、ネット化、ロボット化、AI化で、効率化されていく。
労働者が少数化していく。
一方、個性的な創意工夫は、自ら考えることで、編み出せるもの。
そういう人を育てる方が時流に合っている。
いや、育てるのは、難しい。
最初のきっかけだけ、提示して、あとは放置。
自己学習でしか、自力発想は身につかない。
褒めてもらうのが、嬉しいのは感情的な自由で、お好きにどうぞ。
ただ、それが、個性的な価値あるサービス・製品の提供や、人気の出る高付加価値の提供の促進になっているかは、別。
そういう高付加価値が、推奨されるように、制度も変わるだろう。
伴って、人の意識も変わるだろう。